ashi_salmon’s blog

なんてことないことを書きます。

かなしい

お久しぶりです

就活が終わったので久しぶりに書きます

 

でも今日は少し悲しいお話です

 

実は大学がコロナの影響で全てオンライン授業になったので、横浜のアパートを引き払い、

実家に帰ることになりました。

 

なので、今は実家で暮らしています。

 

事の発端は1ヶ月程前のことでした。

庭の木に1匹の鳩が留まっていました。

 

2、3日経っても同じ木に留まっているので、

ネットで調べてみたところ巣を作ろうとしているとの事でした。

 

まあ庭の木の1本や2本、巣にしてくれて構わないと思って放っておきましたが、調べていくと人間にも伝染る病気を持っている可能性があるらしく、家族会議の結果、危険なので追い払おうと決断しました。

 

しかし、既に巣は作られており、その状態で手を出すことは法律違反なので、為す術がありませんでした。

 

こうなった以上見守るしかないと、

激しい雨の中、木にブルーシートを張ったり

傘をさして濡れないようにと少しだけ手助けをしながら、巣立ちを楽しみにしていました。

 

数日後、前々から実家に遊びに来ていた野良猫がやってきます。

その時は偶然私が家にいたので、木に近づかないように追い払いました。

今思えばあの時から目をつけていたのだと思います。

 

それから何事もなく2週間後

久しぶりに巣を覗いてみると可愛い2匹の雛が生まれていました。

f:id:ashi_salmon:20200501095807j:image

 

この時からこの子達の両親が来る頻度がグッと減ります。

餌を与える時と、夜の間しかいません。

 

きっと鳩も後悔しているでしょう。

大きな木に巣を作らなかったこと。

もっと一緒にいてあげなかったこと。

 

1度目の悲劇が起きました。

昨日、飼っている猫が外を見て騒いでいたので見てみると

ちょうどカラスが雛を咥えて飛び立つところでした。

為す術なく逃げられ、巣を確認しに行くともう1匹は無事でした。

家族と相談し、誰かが家にいる時は見張るようにしました。

f:id:ashi_salmon:20200501101315j:image

 

しかし2度目の悲劇はすぐに起きます。

今朝、あの猫が来ました。

気付いた時には雛を咥えて木を降りるところで、妹と2人で外に飛び出しましたが間に合わず。。

雛を咥えて去っていきました。

巣は壊されていました。

 

元々そういった自然の摂理に人間が意図的に介入するのは良くないとは思います。

しかし、実家の庭の木に巣を作った以上

多少なりとも手助けをしてあげようと

愛着も湧いていました。

 

気をつけてはいても、野生動物の動きに反応するのは難しいです。

 

鳩は通年で巣を作り、子育てするようなのできっとまた次の子供を産むでしょう。

雛がある程度大きくなると、巣から離れる時間が長くなるのもきっと習性なのでしょう。

 

でも雛が連れ去られた20分後。

親鳥がやってきました。鳴いています。

鳴きながら庭を歩き回っています。

 

ネットで調べてみると、1度外敵に襲われた鳩は子供を見捨てて逃げることが多いそうです。

 

鳩はカラスや猫と渡り合える力がないので仕方がないことなのかもしれません。

 

でも実家に来た鳩の両親は留守の間にいなくなってしまった子供を探し回っていました。

 

自然界は弱肉強食。

人間が手を加えるのはタブーです。

でも、もしかしたら助けられたかもしれないとも思います。

子供を探し回る両親の姿はとても虚しいものでした。。。

 

 

今日は悲しいお話でした。